つくるしごとのすぐそばに、
整えるという役割がありました。


リペアは、最初から“仕事”にするつもりではありませんでした。
でも、ずっと心のどこかで「やってみたい」と思っていた分野でした。
内装大工として現場に関わるなかで、再びその気持ちが少しずつ形になってきた。
今は、つくるしごとのすぐそばで、整えることにも向き合っています。

リペアとの出会いは、若いころの衝撃から

21歳で大工として独立したばかりの頃、テレビ番組でリペア技術を知りました。
「こんな補修の仕方があるのか」と目を奪われたのを今でもはっきり覚えています。
番組に連絡して、資料を取り寄せましたが、
当時の自分には学ぶための費用が高く、諦めざるを得ませんでした。

数十年越しに再び、リペアの世界へ

それから大工として数多くの現場を経験する中で、
リペア職人が補修をしている場面に出会うことが何度もありました。
「やっぱりこの仕事、いいな」と思い、
いくつかの専門会社で技術を学びながら、少しずつ経験を積んでいきました。
今もまだ学びの途中ですが、
ただ壊れたものを直すのではなく、
整えるという感覚を大切にしながら、仕事に取り入れています。

ほどよく、無理のない補修を

リペアの現場では、スピード重視で簡易的に処理されるケースも少なくありません。
Totonoでは、「無理のない補修」を大事にしています。

  • 補修するより交換が良い場合は、正直にお伝えします
  • 無理に完璧を求めず、自然になじむ仕上がりを心がけます
  • 耐久性や使い心地も考えながら整えます

ただの修繕じゃない、
気持ちのこもった整え

リペアは、ただ見た目を整えるだけの仕事ではないと思っています。
大切に使っているものを、もう少し気持ちよく使えるように。
そんな風に手を動かせたら、それもまた大工としての一つのしごとだと感じています。

無理なく、誠実に。
自分の手で向き合っています。

Totonoでは、ご相談から補修作業まで、すべて一人で対応しています。
まだ経験が浅いため、できることには限りがありますが、無理に広げすぎず、自分の手で責任を持って取り組める範囲を大切にしていきます。
わからないことがあれば正直にお伝えし、必要に応じて他の方法をご案内することもあります。
そうしたやりとりを通して、「頼んでよかった」と感じていただけるような関係を少しずつ築いていけたらと思っています。

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「これってお願いしていいのかな?」という時も、まずはLINEからご相談ください。

ゆっくりでもいい、一緒に考えさせてください。