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アルミサッシの歪み補修事例|パテ埋めから塗装までの工程紹介

アルミサッシの歪み補修事例をご紹介します。パテ埋めから塗装仕上げまで、プロの技術で行う補修工程を写真付きで詳しく解説。千葉県野田市のTotonoリペアサービスが対応します。
記事の要約動画
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はじめに|アルミサッシの歪み補修とは?

住宅の窓枠やサッシは毎日の生活で必ず目にする場所ですが、何らかの衝撃や経年劣化で歪みや傷が発生することがあります。特にアルミサッシの歪みは、見た目の問題だけでなく、機能面にも影響することがあります。
今回は、実際のアルミサッシ歪み補修の過程をご紹介し、どのようにして美しく仕上げるのかを詳しく解説します。

アルミサッシで使うパテについては、他の記事で紹介しています。

アルミサッシ補修に使うパテの種類と選び方
アルミサッシの歪みが発生している補修前の状態
物をぶつけてへこんでいるサッシのレール
アルミサッシのレール部分の歪み補修前の様子
この角度から見ると内側に曲がっているのがわかる。
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補修前の状態|歪んだアルミサッシの問題点

補修前の状態では、アルミサッシのシャッターレールの一部が歪み、レール部分にも変形が見られました。
  • 主な原因: 窓から資材を搬入しようとした時にぶつけて歪んだ。
問題点: シャッターの開閉には干渉しないので問題ないが、見た目が良くない。
上の写真のように歪みが目立つ状態。
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補修工程の紹介

工程1:歪みの確認と下準備

まずは歪んでいる箇所を丁寧に、工具を使い歪みを補正します。ある程度まで補正できたら、補修の準備をします。余計な汚れやホコリを取り除き、パテがしっかりと定着するようにします。
福田
Totono

工程2:パテ埋め作業

補正した部分に専用のパテを埋め込み、表面を均一にしていきます。この工程では、パテをしっかり押さえながら形を整えることがポイントです。
福田
Totono
アルミサッシの歪み部分をパテで埋める補修工程
歪みを治してから小さな歪みをパテで処理する

工程3:研磨と整形

アルミサッシ補修中のパテを乾燥後に研磨した状態
パテ乾燥後にサンドペーパーで研磨。
パテが完全に乾燥したら、表面をサンドペーパーで研磨し、形状を整えます。手で触って凹凸が感じられたら、またパテ処理して、研磨して平らにしていきます。この作業により、違和感のない滑らかな表面に仕上がります。
福田
Totono

工程4:塗装で馴染むように仕上げる

アルミサッシ補修中の塗装工程
プラサフを塗り、乾燥後に軽く研磨してから近似色塗装。
研磨後は塗装作業に入ります。まずは、埃や油分など拭き取りプラサフを塗布します。
乾燥したら細かい番手のサンドペーパーで表面を滑らかにします。
福田
Totono
純正近似色のスプレーで周囲と色を合わせることで、補修部分が自然に馴染むように仕上げます。乾燥後に塗装で失ったヘアラインを入れて、クリアー塗装して完成です。
福田
Totono
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補修完了後の状態|周囲に馴染む仕上がりで違和感を軽減

アルミサッシの歪み補修が完了し、美しく仕上がった状態
消えてしまったヘアラインを入れてクリアー塗装して完了
アルミサッシレール部分の歪み補修後の様子
補修後のサッシのレール。歪みはなくなり自然な感じに。
補修が完了したアルミサッシは、歪みが解消され、見た目も機能も元通りになりました。
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まとめ|アルミサッシ補修のメリットとご依頼の流れ

アルミサッシの歪みや傷はそのままにしておくと、見た目の印象や使い勝手に影響が出ることがありますが、補修によって短時間で美しく仕上げることが可能です。

アルミサッシ補修のメリット

  • コスト削減: 交換せずに補修で済むため、費用を抑えられます。
  • 時間短縮: 2~3時間程度で補修が完了。
  • 美観の回復: 見た目が周囲に馴染み、住宅の印象が向上します。